2003.12.25 メガスター撤収隊西へ

大阪でのメガスター1のロングラン公開が無事に終了し、撤収のために再び高速を西へ走る。途中給油のために富士川SAで車を降り、なにげに振り返るとそこには雪をかぶり、夕日に照り映える富士山の姿。
何だか東海道五十三次みたいな構図に思わず携帯を構える。
深夜、4週間で実に1000回以上の公演を無事にこなしたメガスター1を分解しながら、埃にまみれ、ちょっとくたびれたその姿が、まるでパリダカールラリーを完走した車両のようで頼もしく、ちょっとだけ愛おしく感じてしまった。メカフェチだって? うーん、この気持ち判んないかな?


2003.12.23 偵察

お台場プラネタリウム戦争勃発。
という事で、まずはライバル(?)となるフジテレビの球体展望室プラネタリウムに偵察に行く。内容はまあ、こんなものかといった感じで可もなく不可もなく。ところで、入場券に球体のデータがさりげなく書かれているのを見て、はて。「材質:チタニウム」はともかく、どうして建築物なのに「重量:1200t」? 空でも飛ばないかぎり重量なんてそれほど関係ないはずなのだが・・・。やはり球体飛行物体説は正しかったのか?


2003.12.20 ビバ!NEC

日本科学未来館のドームで、民生用プロジェクタを使った初めての全天ビデオシステムをテストする。
もっとずっと苦労するかと思いきや、メーカーがWebで公開しているひずみ補正プログラムが秀逸の出来。結構あっという間に補正が終了し、本来4分割の予定だったが3分割で済んだのも嬉しい誤算だった。
メーカーからしてみれば我々の使い方は邪道以外の何でもなく、最初は相当不安な表情を浮かべていたエンジニアの方が、徹夜明けに見せた安堵の表情が印象的だった。


2003.12.13 昔取った杵柄

イベントに備え什器類の製作に励む毎日。
学校を卒業し、デザイナーとして最初に就職した会社ではまず工場に配属され、木工や鉄工を仕込まれた。自分は工員として就職したのではないと不服に思っていたが、今になってその頃の経験が意外に使えることに気づく。
O氏のパートナーとしてやっていくには彼にない経験を生かすほかなく、厳しかった班長に今ごろになって感謝する。とはいえ、十年近く握っていなかったノコやノミがなじむまではちょっと時間が必要だった。


2003.12.13 世界が終わりそうな夕焼け

お台場で打ち合わせの帰途、首都高速三号線で渋滞にはまってイライラ。
ところが、朝から風が強かったせいか、夕焼けが異様なまでに美しく、運転中にも関わらず思わず苛立ちを忘れてカメラを向ける。
こんな夕焼けを見たのは何年ぶりか。その昔、バイクで日本一周をしていた頃はもう少しこういう日常の風景の美しさに敏感だったように思う。会社員生活に別れを告げて、そのころの感性が蘇りつつあるのかも。


2003.12.12 事務所開設準備

年末の事務所開設に向けて調度品の下見に行く。
それにしても事務用家具のなんと高価なことか。
新品は潔くあきらめ、中古を探すことにする。結構良い状態のものがなかなかの値段で揃うことを知って一安心。


2003.12.04 ねえムーミン

子供の頃、ムーミンと言うと、やる気のないちょっと怖い声で強烈な印象があった。後になって声優が岸田今日子だったことを知り、なるほどと妙に納得したもんである。ところで、某G社の製品発表会に現れたムーミンとスナフキンがO氏を囲んで撮った記念写真がこれ。もう一社のデモブースにはこれまたピカチュウが居たりして、個人的にはちょっとどうかと思う。
最近の子供はいかにも子供向という演出を逆に嫌うように思うのだ。彼らの感性はもっと成熟していて、大人向けのコンテンツでも十分付いてこれる力を持っていると思うのだけど。ねえムーミン。
判らない人はごめん。この話はとりあえずここまでね。


2003.12.02 大海原の夜明け

引き続き洋上。
寝苦しい夜が明けて、気がつくと天気は快晴。目を開けていられないほどまぶしい朝の太陽に感動する。
気分がいいので普段なかなかできない領収書の整理や、普段読もうとも思わない京極夏彦の極厚の文庫本にトライ!領収書は簡単に片づいたが、文庫本は結構手ごたえあり。結局夜半までかかって完読。
洋上のお風呂が楽しかった。ただ、揺れが来るたびに湯船のお湯が半分無くなるのには度肝を抜かれた。


2003.12.01 さらば地球よ旅立つ船は〜♪

佐賀で行われる某団体の総会(宗教ではないよ)に備え、秘密兵器輸送の任を帯びて夕刻の有明ターミナルを出港。
折しも季節外れの台風一過直後。東京湾を出るころから揺れはけっこう強くなる。乗物酔には強い体質だが、さすがに長時間パソコンに向かっていると頭が痛い。仕方ないのでビールを飲んで無理やり就寝。
しかし寝台の幅が狭く寝返りを打てないため棺桶にはまっている夢を見て目が覚める。まいったなあ。
ところで、この日でついに会社員生活に別れを告げ、O氏と共にフリーの立場で働くことになる。状況とも相まってちょっと感傷的な気分。


2003.11.27 ドリアン?

苦労のかいあってどうにかクライアントプレビューをパス。
日が暮れて、イルミネーションが灯ったドームは、美しいというより銀色に輝くドリアンのよう。一種異様な光景は道行く人の目を引く引く。
考えてみると、関東圏以外での長期公開は初めてなわけで、観客のほとんどが初めてメガスタータイプの星空を見る事になるはず。どんな感想が聞けるのか、楽しみであり、不安でもあり。
夕刻現地を離れ、再び高速を激走して夜半過ぎに東京に戻る。
次は佐賀だ!


2003.11.26 大阪だよおっかさん(またかい)

大阪某鉄道会社系デパートのクリスマスイベントの仕込みのため、O氏と共に雨の東名高速を激走し深夜にようやく現地入り。一夜明けて天気が良かったのでほっと一息。夜明けの空、低いところに黄色っぽくたなびいているのはたぶんスモッグ。
我々の仕事は星の見えないこの街に、満天の星空を提供すること。
クライアントの要求は厳しいが、観客の感動の笑顔を信じて頑張るぞ。


2003.11.24 それ急げ

23、24の両日、久しぶりのメガスターI公開&エアドームが出動。
サポーターズの心強い笑顔に囲まれ、若干のトラブルもあったものの、なんとか無事に合計8回、全席満席の招待公演を終了。日暮れて満天の星空が映し出された瞬間、お客様のあげる歓声に胸がジーンとする。
実は今回、メガスターIが初めてO氏の手を離れ、すべてがスタッフによるオペレーションに委ねられたわけで、これはこれで大変なこと。無事に終わって本当にほっとした。最後にサポーターズの面々とささやかな食事会。レストランの駐車場で面白い標識を見つけて思わずパチリ。
さあ、次は大阪だー。急げや急げ!


2003.11.22 メタセコイヤの杜

朝から川崎市青少年科学館のプラネドームに待機。
11月初めからスタートした「メガスターII」一般公開もまもなく千秋楽。オペレーションはすべて科学館のスタッフにお願いしているので煩わしいところはないものの、我々のメンテなしにどこまで安定動作するかの確認は今後の展開に重要なので気を使う。これまでの所、メカトラブルは皆無でちょっと安心する。
朝一番の公開前に恒星原板を若干調整し、あとは合間に快晴の生田緑地をぽこぽこと散歩。木漏れ日と吹き渡る風が心地よい。


2003.11.12 アニバーサリー

初めて新車で買って、途中一端手放したものの再び買い戻し、6年間乗り続けた愛車が今日ついに走行10万キロを突破した。
さすがに見た目は多少おんぼろくなってきたものの、新車当時のきびきびした走りは少しも衰えず、むしろしっくりと体になじんで心地よい。
しかも最近ではO氏のマニュアル車慣熟車両としての役目も課せられ、まだまだ現役で頑張って欲しいこだわりの一台である。
とりあえず、早急にタイミングベルトは換えなきゃなあ。
(右の写真だけで車種がわかる人がいるだろうか?)


2003.11.07 ご先祖様万歳

ガラクタ整理中、なんとも懐かしいガジェット発掘!
10年以上前のデジタルカメラ。リコー「DC-1」という知る人ぞ知る名機だ。たった35万画素なのに本体だけで14万くらい、液晶モニター、その他を合わせて25万円以上払った記憶がある。独身時代の自分がいかに無駄に金を使っていたか・・・いやいや、技術の進歩は早いものだとすっかりおじいさんモードに。当時ランドスケープデザインをしていた自分は、これで現場を撮影し、マックに取り込んでデザインと合成したりと意外に先進的な使い方をしていた。見た目よりはるかに重い本体と、使い込まれて黒光りのするアルミダイカストのボディーがいかにもカメラという感じでグッド!


2003.10.30 東京だよおっかさん

今日も朝からあちこちと忙しい。
最後の打ち合わせが終わったのは深夜になったが、その時窓から見えた東京タワーにちょっとジーンとしてしまう。
高校を卒業し、花の東京に憧れ上京してきた貧乏デザイン学校生の私にとっては、こういうところでバリバリ仕事をする一流のクリエイターになるのが夢だった。ずいぶんあちこち寄り道をしてきたし、この仕事だって人の縁で本当にちょとした偶然でやることになったわけだけど、あの頃夢見ていた自分に少しずつ近づいてはいたんだ・・・と今さらながら運命を感じた夜。


2003.10.27 スタンバイOK!

今日は朝からプラネタリウムの公開準備。
この館のご本尊でもあるG社の名機に並べてヌード状態でメンテナンス中の我らがメガスターIIだが、ドームに帰ってきたのは6月の渋谷以来半年ぶり。
しかも、O氏の地元でもあり、プラネタリウム製作のきっかけにもなった川崎市青少年科学館での初公開とあって、調整作業にも思わず熱が入る。
プラネタリウムスタッフも星図を片手に恒星原板の妥協を許さぬ微調整に参加。後は来月の公開を待つばかり。
最高の星空を見せるからみんな来てね。


2003.10.22 アゼリアの輝き

O氏が川崎市の表彰を受けた。
「次代を担う子供たちに夢と勇気をもたらし、多くの川崎市民に感動を与えている」というのがその受賞理由。
今さらながら氏の成し遂げた偉業に恐れ入るのだが、本人にその気負いが全くないところがいい。
で、受賞式からの帰りに氏のご両親に子供時代の話を聞くが、実はそのころからやっぱり変なヤツだった事が判明。それでも、我が子を全面的に信じて見守り続けたご両親の姿勢が彼のような人格を育てたのだと納得。


2003.10.20 電気を大切にね(byでんこ)

帰宅途中、道端に何となく停車している軽乗用車。(あ〜変わったデザインだな)と何となく通過しようとしてハタと気づいた。「電気自動車だ!!」
しかもと言うか、いかにもと言うか、東京電力の社用車だったりする。東京電力と電気自動車といえば、バブル絶頂期に開発された高級スポーツカー「IZA」が思い出されるけど、あれは一台限りのプロトタイプ。数億円の開発費で実用化なんて夢のまた夢だったことも今は昔。気づくと道端に普通に違法駐車したりしているなんて・・・
子供の時に憧れて、大人になって全然実現してないと幻滅した夢の未来世界が、実は(部分的ではあるんだけど)地味に実現しているんだよなあ・・・と、ちょっとだけ感動した赤坂の夜。


2003.10.19 スターライトウエディング

O氏のお手伝いで浦安のホテルで一仕事。
宇宙が大好きな新郎新婦からの依頼を受けて、ホテルの披露宴会場を即席のプラネタリウムにするという思い切った趣向に挑戦。
ちゃんとしたドームではないので星座の形がひずんだり、投影効果が思ったように出なかったり、色々悩ましい問題もあるけれど、100名以上にもに及ぶ参列者の方にもおおむね好評。
何より主役である新郎新婦の笑顔が見られてよかった。


2003.10.12 伊勢エビ

久しぶりに伊豆へ行く。
以前はオフロードバイクで林道三昧の伊豆ツーリングだったが、今度は初めて車での伊豆一周。
それでも、安宿に泊まり、宿と食事と温泉とすべてばらばらな場所でチョイスする行き当たりばったりスタイルは踏襲。おかげで旨い物をたくさん発見することができて満足。
特に、途中、由比ガ浜で食べたイセエビラーメンには大満足。


2003.10.10 フルムーンベイビー

満月の日の早朝、駆け落ち同然に国際結婚を果たした末の妹より突然の国際電話。5時09分、2700グラムと小さいながら、無事に男の子を出産したとの事。この先いろいろ大変だけど、まずはおめでとう。よく頑張った。


2003.10.05 月と火星

久しぶりに蒸し暑い晩、会社からの帰り道にふと見上げると満月間近の月と、それに寄り添うように怪しく輝く火星の姿。
無理を承知でカメラ付き携帯で撮影してみると、ほとんどわからないほどに、だけどちゃんと火星が写った!(画像クリックで拡大できます)
最近の携帯のカメラ機能はもはやおまけとはとても言えないレベルで、高機能さに今更ながら驚く。手ぶれもほとんどないじゃないか!
だって、十数年前、初めて買ったデジカメは35万画素で25万円(しかもスクリーンは別売り)もしたのに、こいつは十分の一の値段で画素数は5倍以上だし、しかも携帯電話まで付いているんですよ!母さん。


2003.9.08 決断

ここ数ヶ月ずっと悩んでいた問題についに結論を出した。
要は自分の覚悟ひとつというところで、いまいち煮え切らなくてぐだぐだやっていたので、今は逆にひどくさっぱりした気分になった。
もっとも親しい友人と飲みながらその話をするとかなり残念がられたが、年齢的に何かを決断するラストチャンスになるのではないかとも思っている。
明日、上司に報告。


2003.9.06 祭り囃子が聞こえる

休日の夕刻、どこか遠くからにぎやかな囃子の音が聞こえるので妻と二人で探検にでる。
空がぼーっと明るくなっているあたりを目指してのんびりぽくぽく歩くと、近所の神社のお祭りだった。
露店なんて久しぶりで、思わずリンゴ飴にイカ焼きにかき氷とフルコースこなして帰ったが、やっぱりというかなんというか、翌日はおなか急降下。
こうなる事は判っているんだがやっぱり祭りは楽しい。


2003.8.05 ふくねこタクシー

昼食に出ようと事務所を出ると、目の前にぼんぼりをつけたベンツが止まっているので驚いた。
よくよく見ると招き猫のマーク。これが有名なふくねこタクシーかとしばし見とれる。
都内でわずか十数台で、ほとんど目にする機会がないため逆に流しのふくねこを見たら幸せになれるという都市伝説さえ生まれているとか。
神様、私は幸せになれますか?


2003.7.25 カゼ?

怪しいせきが止まらない。
喘息のように発作が起きるとしばらく息をすることさえ難しくなる。
咳止めシロップと以前SARS対策用に購入した工業用マスクでしのぐ日々。
何かの天罰か?

最近の必須アイテム「咳止めシロップ」


2003.7.20 青島

中国観光局から招待されて青島に行く。
本来は資格外だったが、臨時に身分を用意してもらい参加できることに。
写真は青島から少し離れた北九水(だったか)の「いかにも」という風景。
久しぶりに中国に行き、数年前とあまりにイメージが違うので驚いた。
大量に写真を撮ったのでそのうちWebに公開するつもり(というか某社よりHP作成の要請のために参加したのだが、話が流れてしまい公開場所を失ったのです)


2003.6.13 新兵器

写真の不格好な物体は、まもなく始まる渋谷の東急文化会館さよならイベントで活躍する新兵器。
実は、プラネタリウムクリエイターO氏のお手伝いで、演出用のアロマ発生器を制作してみた。
スイッチのオンオフで自在に香りを出したり止めたりできる新機能を搭載してデビューの予定。
主役であるプラネタリウムにはとってもかなわないけど、こうやって同じ目的に向かってささやかながら自分も協力できることが嬉しい。


2003.5.26 焦燥感

わりと親しい知り合いが二人、立て続けに本を出版する。
一人はその道では世界的にも有名なプロのプラネタリウム・クリエイター、もう一人はアフガン取材に続きイラク戦争にも従軍したバリバリの行動派新聞記者。
どちらからも自宅に招かれたこともある間柄ながら、日常を軽々と飛び越えて活躍する彼らと、地面を這いずる自分とのこの格差はなんだ。
彼らとは歳もほとんど変わらず、自分の無為な日常に強い焦燥感を覚える。


2003.5.24 国際結婚の難しさ

妹が国際駆け落ちを敢行し、今日は親から勘当状態の彼女のために結婚式に参加した。
両方の親から祝福される結婚式でもうまくいかないことは良くあるのに、妹は生まれ育った国と両親をきっぱりと捨て、なんとか幸せになろうと必死で日々を過ごしている。
幸い、先方の家族が親切なので救われているが、外国人に対する偏見などないと公言する人が、いざ身内に外国人を受け入れることにはなぜそれほど拒否反応を示すのか。


2003.5.21 変な夢

昔の同僚がなぜかボロボロ、ボディサビだらけの変な乗り物に乗って登場。
最初は何だこれ、と馬鹿にして見ていたが、なんと彼女の親父さんの手作りと聞いて驚愕。
ちゃんと(特殊車両の)ナンバーがついていて公道も走れるし、小型ショベルカーみたいなゴムのキャタピラで走るだけでなく、なんと足がついていてそれを使って結構な速度で走る、走る!
それを見た瞬間あまりの魅力に「一台作って!」と申し込んだのだが、出来上がる前に目覚めてしまった。


2003.5.20 もう一度トライ

長いこと休んでいたが、もう一度日記にトライ。
前回の反省に基づき、気が向いたときだけ更新・・・と気楽な方針にチェンジ。

しかし、それを果たして人は日記と呼ぶのか?呼ばないな。